ヘアーカット。 2022.8.6
ヘアーカット。 2022.8.6
昔からの馴染みで友人Aの美容室Sでヘアーカットをお願いしている。
現在、一人でやっているこの美容室のオーナー兼マネージャーがAだ。
凡そ49年前にAが東京の青山の店の支店として東白楽駅のそばのこの場所で店を始めた時は、
東白楽駅の近隣から六角橋界隈では、Aの店の様に若い男性美容師が4~5人居る店は無かったこともあり、
大繫盛していた。
彼の店から巣立った技術者達の多くは、彼の店の近隣に美容室を出したが、現在は殆どが辞めている。
そして、49年の間で大手チェーン店や多くの個人美容室が出来て、最近はその間で、熾烈な安い値段競争を続けている。
コロナ禍で影響を受けているのは美容室業界も同じで、高い賃料で従業員がいての経営で安い価格を維持しなくてはならず、はた目から見ていても大変そうだ。
彼は従業員を雇っても、給料分も稼がない人が多く、一人の方が良いと言っている。
私は友達価格で安くカットをしてもらってはいるが、シャンプーは彼の様な爺さんより若い女性にお願いしたいのだが。
さて、彼Aだが、もっぱらの口癖は・・・・
自分はいい男過ぎて、お客さんが入りにくいらしい。
2枚目が災いしている。
自分は美男なので短命だ。
自分はジャニーズ系だ・・・・
自分は育ちがいい・・・そして、私の返しの言葉は・・・・・・
いい男とは言ってるけど、それは自分の勘違いですよ・・・・
どこから見ても2枚目じゃないよ、そこに1枚、落ちているよ・・・・
自分で短命とは言ってるはいるけど、結構、丈夫じゃん・・・・
ジャニーズ系じゃないよ、吉本興業系だよ・・・彼は昔、青山で活動している時、タレントのヘアーメイクやファッションショーでも参加していたそうで、確かに腕は良さそうだか、開店以来、1度も改装せずにアンティーク化している木造店舗、彼の年齢もあり顧客は男性や高齢者が多くなっている。
話好きな彼の話を聞きに来る顧客、反面、それが嫌で来なくなる顧客もいて複雑だ。
がベリーショートの髪型にしたのは昔、薄くなってきた私の頭髪を見て彼が勧めたからで、
この後、口ひげも勧められて蓄えるようになった。この愛すべきビューティシャンとの会話のやり取りが出来るのも、私にとって幸せの日常で神仏に感謝だ。
(このブログの内容、写真、共にA氏の許可を頂き記載しています。)