風に揺れる白い穂。
風に揺れる白い穂。 2018.5.17
ゴールデンウイークの日、普段は大型トラックやコンテナ車の交通量が多い道も空いているので、出勤のコースを変えて産業道路を走行中に、路端で風に揺れている白い穂が目に入り、被写体として興味を持ったので、車を停めていつも持ち歩いているコンパクトカメラに収めたのです。
ススキの様でそうでない・・・・。
始めて見たこの白い穂・・・・・。
このショットをインスタグラムや、家族のラインにアップしましたら、家族に知っている者が居て、
これは、茅萱(ちがや)といって神社の神事の・・・茅の輪くぐり・・・に使われていると言うのです。
私は白い穂にばかり注意を向けていましたが、長く尖った葉は正にこの茅の輪の材料なのです。
私が茅の輪がある夏越しの神事に参拝した後、神主さんからこの茅萱の葉を厄除けとして頂いていたのですが、正に、そのものだったのです。
田園地帯、河川敷などならまだしも、工業地帯の道路脇に自生したとは意外でした。
後に国道15号の路肩でも、風に揺れるこの白い穂を見かけていまして、神様の草が身近に感じられて嬉しくなりました。
なにせ、横浜、鶴見区の工業地帯に隣接した地域で幼い時から生活していますので、この種の事には疎いのです。
茅萱(ちがや)・・・・イネ科チガヤ属。菅薄(すげすすき)イネ科のススキ。
イネ科の多年草。晩春、葉より先に「つばな」とよぶ円柱状の花穂をつけて、根茎を漢方で茅根(ぼうこん)といい、利尿・止血薬とする。しげちがや。
かやぶき屋根の材料。