あの世とこの世。
あの世とこの世。 2019.12.12
元号が平成から令和元年に変わった今年も、はや、終わりに近づいています。
今年は、個性派俳優でした樹木希林が鬼籍に入られた年でもありました。
彼女の残した多くの、心に残る言葉を特集した本が本屋で目に入り購入してみました。
成程と思う、彼女の独特な人生観に溢れていて目から鱗の内容でした。
身癌に侵された状態でも生きることに、ポジティブに、毎日を前向きに過ごされた心の強さには感服致しました。
もう、彼女はおられない、彼女の出ている作品が観ることが出来ないとは寂しいです。
禅寺の外塀の掲示板に・・・おまえも死ぬぞ・・・と言う釈迦の言葉が紹介されてあったサイトが在りましたらが、そうです、命は永遠ではないのです。
果たして、死後の世界が存在するのか?存在するのなら、どんななのかな?また、生まれ変わるのかな? 人間に生まれ変われるのかな?
まさか、戦乱の最中なのか?億万長者かな?なんて、誰でも考えるのです。
私の親しかった友人達、お世話になった恩人の方々が最早、数人が他界していて、もう会う事が出来ません。
そんな、あの世の人間と、現世の人間が会えるというお話の本を見つけました。
辻村深月著・・・ツナグ。
100万部も売れていて、続編も出版されているのですから、いかに多くの人が、亡くなった大事な人と会ってみたい、あの世はどんな世界なのかと興味津々なのか分かります。
作品の構成が、さすが人気作家と納得させられ、最後まで一気に読み切りました。
じつは、この本の前に、夏目漱石の・・こころ・・・を読み終えていまして、明治の文豪と現代の作家の違いを感じながらの数日間でした。
この違いは、この二人の作風の外に、特に漱石の文体、単語表現が、現代作家ものを愛読している私には新鮮でした。現世に生きる者として、樹木希林さんの様に・・・私は何でもおもしろがれるの・・・という生き方をしなくてはと思うのです。