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  • instagram を通して。 2020.9.14

    2020.9.14カテゴリー: 店主のブログ

    インスタグラムを始めたのは何年前だったか、確か、2年位前だと思います。
    使い方を教えてくれる人もいないままのスタートでした。
    私は長年、写真と書道をやっていまして、このホームページの店主の紹介の中で、その作品を一部、記載させて頂いております。
    写真はフイルム時代からデジタルになり、instagram やスマホを通してline 等々、日常的に飛び交う時代になっています。
    カメラを下げて街にスナップショットを撮りに行くと、フイルム時代と違って子供達や人にカメラを向けられなくなってしまいました。
    そうなると、もっぱら、後ろ姿や人物が特定出来ないサイドショットかシルエットの写真ばかりになります。
    風景、動物、植物、昆虫、友人、家族写真と、被写体が偏ってしまっているのです。
    私の好きな被写体の中で工場が有ります。
    錆びたトタン、汚れた軍手など ヒューマン エレメンツが見つかるとレンズを向けていましたが、昨今は町工場が無くなり、大型工場はハイテク化され、綺麗になり、防犯カメラが設置されています。
    カメラを向けられる被写体が少なくなっているのと、自分の行動範囲が狭くなっているので、段々カメラが遠ざかる傾向です。
    そんな中、写真から書道にシフトして、もっぱら店の中で、仕事の合間に書いています。
    この書をインスタグラムにアップし始めましたら、少しずつフォロワーが増えてきて、私の作品を楽しみにしているとのコメントを頂いたりして、励みになっています。
    インスタグラムで他の方々の書を拝見していて、中には添削指導している先生もおられます。
    お子さんのまだ、覚えたてのひらがなを添削しているのを見て、思わず声が出てしまったのが、私が書きたいと思っているのは、お子さんの書く未熟とも取れる様な書なのです。
    それは受け狙い、綺麗に書くとか言う雑念の概念がないピュアな書なのです。
    書には習わないと書けない要素もありますが、反面、習う事で失う要素もあると思うのです。
    そんな葛藤を抱きつつ、毎日、筆を持っています。そんな、毎日を過ごせる事を神仏に感謝です。

     

     


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