デカフェ・コーヒー。 2022.11.15
デカフェ・コーヒー。 2022.11.15
インスタント・コーヒーが出来た時は、手軽にコーヒーの香りと味を楽しめる様になり、仕事の休憩などで飲むようになった。
当時は宮師職人としての修行中で、外仕事の現場でも仕事の依頼主がインスタント・コーヒーを振舞って下さっていた。
ある時、家族ぐるみで親しくしていた仏師職人の家で、コーヒー豆を挽くことから始めて入れてくれたコーヒーをごちそうになった。
ふくよかな香りと芳醇な味に驚き、勧められるまま2杯、そして3杯、美味しく頂いた迄は良かったのだが、車で帰宅する最中に神経が高ぶって具合が悪くなり、脂汗をかきながらやっとの運転で家に着いたことがあった。
当時、仕事で、しばしば新潟まで車で行っていたが、まだ、関越自動車道が無く三国峠を越えて行く大仕事だった。
まあ、運転が好きで途中の三国峠での連続するヘアピン・カーブは楽しかった。
私の運転する車はキャブトラックや排気量の少ないバンだったので、非力だったがレースもどきの気分で飛ばしていた。
問題は帰路だ。
この三国越えが終盤に差し掛かると夕方になり、疲れが出てきて眠気が始まる。
そのタイミングで池袋インターから首都高速道路に乗るのだか、この眠気避け対策の為に缶コーヒーを飲む。
これが、私には凄く効いてくれた。
現在の私は、コーヒーと烏龍茶のカフェインが私の交換神経に強く作用すると分かり、もう長い間、避けてきている。なぜか紅茶は平気なのだ。
コーヒーもカフェインレス、デカフェがある事は知っていたがパッケージを手に取りカフェイン量を確認すると、数パーセント残っている品が殆どなので避けていた。
しかし最近、その残量が記載されてない品があるのに気づいた。
デカフェのUCCとスターバックスの品だ。
仕事が休みの時に飲んでみた。
交換神経に影響もなく、寝つきも大丈夫なのだ。
近頃、夕飯の後のまどろんでいる時に飲み始めている。
砂糖は入れないが、苦みを抑える為にミルクを入れている。
仏師職人から振舞ってもらったコーヒーとは全く違った、似つかない香りと味だが・・・
何せインスタントのコーヒーバッグのカフェインレスなので仕方ない。
待てよ・・・・このコヒーバッグにお湯を加えて飲む方式は昔の、顆粒状になったコーヒー粉末を溶かして飲むのとは違うがやはりインスタントと言うのだろうか?