夏越の神事。
夏越大祓式、2017.7.31
今年も、神奈川 熊野神社で 夏越大祓式 (なごしのはらえ)が行われていて、
7月31日の朝早く参拝して参りました。
この神社は西神奈川店のある地域の氏神様(うじがみさま)なのです。
氏神様はその地域を守って下さっている神様です。
私にとって、暑い夏を、家族全員が無事に乗り越えられます様にという祈願なのです。
恒例の大祓の式は1年に両度、即ち半ヵ年毎に宮中を始め全国神社に於いて行われ、お互いが知らず識らずに犯した、つみやけがれを払い除き、真に清々しい気持ちで各自の務めに精励し、一家の幸福はもとより人類全体の福祉向上を祈る意義深い精神的神事であります。当社にては人形(ひとがた)を用いた例に倣いご家族の氏名年齢を認め、身体をぬぐい息をふきかけて、はらいを受け初穂料をそえてお届け願います。猶御不幸のあった人々にはお清めですから進んで大祓を行ってください。みなづきの名ごしのはらへする人は ちとせのいのちのぶというなり (公事根源)神奈川 熊野神社社務所 熊野神社の夏越大祓式リーフレットより。先ず、神社で人形が描かれた紙を頂き、男側、女側にそれぞれの家族、大切な人の名前年齢を書きとめ、神社に提出します。
次に、神社のお宮の前に茅(かや)の枝葉を束ねてリング状にした茅の輪(ちのわ)を8の字状にくぐり、それから神前に進み、2拝、2拍手、手を合わせたまま祈願し、1拝をして終わります。この後、神主さんからお札と茅の枝を1本頂いて帰ります。
これは、無病息災、厄除開運のお守りなのです。私は頂いたお札を高い場所に張り、茅は店の正面ガラスに張っています。暑い夏が始まるこの時期の夏越のお祓いは、私にとって大事な神事になっています。
85歳の母を筆頭に、フランスに暮らす一家、神奈川県内に住む家族、1歳から7歳までの子供達5人を含む我が家全員と、大切な友人達が、この夏を無病息災で乗り切れますように、熊野神社の神前で良く祈願してきました。