日常の中で・・・ 2023.3.7
日常の中で・・・・ 2023.3.7
私が通勤で利用している道にかかる鶴見川の小さな橋の脇でマンション建築工事が進んでいる。
この橋を渡るとすぐに国道15号になるが、ここでマンション工事で出入する車両をさばいている
保安係の小柄な年配警備員がいる。
時々、この警備員とやはり小柄な若い母親と小さな男の子が談笑している。
たまたま通りかかった親子がこの警備員と親しくなったのだろうか。
子供は保育園にでも行く途中なのか、多分何時も決まって歩く道の途中なのだろう。
子供が警備員の服装に興味を持ったのか、警備員の車誘導に興味を持ったのか、もしくは彼らは縁者なのか、私は知る由が無い。
寒い朝の時もあるが親子は立ち止まり、この年配警備員ととても親しげだ。
私が信号待ちをしている間に目線に入る短時間な出来事だが、印象的な光景だ。数日間、この親子を見かけなかった・・・・
この警備員は目に入るが、なにも印象に残らない日常の朝の光景となっていた。
しかし、今朝は違っていた・・・・この親子が警備員に別れを告げ、私の車が止まっている前の歩道を渡っている。小さな男の子の手には、警備員が車誘導に使うために持っている長く赤い発光部を持つハンドライトが握られている。
小型で、あたかも子供用に出来ているような工事誘導のハンドライトだ。