「神様の願い事」近江侑平著 を読んで。 2026/3/12
「神様の願い事」 近江侑平諸 を読んで。 2026.3.12
日本の神・・・と云っても一般的に、その存在を漠然とイメージしていて姿形まではどうだろうか。
その神々のそもそもの解説は・・日本書紀、古事記に書かれているらしい。
私は読んだことがないので、ネット検索をして概略をひいてみた。
日本書紀は国家の公式記録として編纂され、古事記は日本神話、伝説、歴史などを
神代から推古天皇までの流れが記されているそうだ。
この日本神話に登場する神々は、アマテラス、スサノウ、イザナキノミコト、イザナミノミコト、ニニギノミコト、猿田彦、アマノウズメなど多くが人間の姿で紹介されている。
余談だが、「神国日本」 小泉八雲著によると、
天国、地獄の観念は仏教伝来によって伝わったそうだが、亡霊、霊という概念は上代日本人にもあったそうだ。
また、善人は善行の神となり、悪人は悪行の神となった・・・と本居宣長は記しているとも小泉八雲は言っている。
私が個人的にイメージしている神は姿はないが大いなるパワーとして私の中に存在していて人間の姿と特定してない。
「神様の願い事」・・・ 幻冬舎から出版・・・ と云う実に興味深いタイトルのショートストーリー20遍を纏めた本を読んでみた。
登場する神様は擬人化されていて実に人間的で親しみやすい。
この本の前半は神様が登場するが後半は神に紐ずけされてないショートストーリーになっている。
ショートストーリーながら物語の特異な発想の世界に引き込まれている自分に気づく。
それぞれの物語の最後の結の部分の余韻が何とも切なく、シュールでもあり、愛おしくもあり・・・・・。
祭りの神輿には神様が載っておられるが、老いた神様は神輿のあまりの揺れに神輿酔いをしていてなんとも愛くるしい。



