日除けと電飾看板。
電飾看板。日除け。 2018.4.29
当店は横浜上麻生線道路に面した、西神奈川2丁目(東横線・東白楽駅ななめ前)に位置しています。
この道路は、みなとみらい、横浜駅、東神奈川駅、西神奈川、六角橋、小机、新横浜、鴨居、中山、都筑区、青葉区、町田、東名高速・港北PAらを結ぶ幹線道路で、非常に交通量が多く、店舗の前に設置している看板や日除けが汚れやすいのです。
歳月が経ち、大分、汚れてしまった当店の日除けと電飾看板を取り替えるため、デザインを考えることになったのです。
看板は店の顔ですから気合が入ります。
実は、当店の看板は今まで全て、私がデザインしてきたのです。
日除けは従来品がデザイン共に良いので、代えずに同じ様に製作することにして。
大型看板のデザインを刷新することにしたのです。
色やフォント、レイアウト、文字、ロゴなどのレイアウトを決めて看板業者に草稿を渡して最終段階になって
それを眺めていて思ったのですが・・・・・私の草稿では、ふみゴシック体を使っていたのが、業者にはそのフォントが無く、角ゴシック体になっていたのです。
このフォントだと、インパクトが弱いのです。
私が使った、ふみゴシック体は太いフォントでなかなか存在感があり、良いのですがwindows のパソコンに入っているフォントではなく、互換性の問題で、業者が使えなかったのです。
そこで、友人にメールに草稿を添付して相談しましたら、私が長年に渡って書道をやっている事を知っている彼は、自分で筆で書いた方が良いと提案してくれたのです。
早速、揮毫しましたら、しっくり来るデザインに収まったのです。
持つものは友達であります・・・・・。
彼のアドバイスのお陰で納得の看板ができました。
私が揮毫した部分は白に近いピンク色を希望したのですが、業者にその色が無く、濃い目になりましたが、
これはこれで、いいかなと思っています。
夜間の照明が内部に点いた効果も、納得が出来ました。
実は、私が宮師の修行中、木工糸鋸機でプラスティックも切れたことから、短期でしたが看板製作もやったことがあるのです。
そんな経験が生きたわけです。
昔、宮師修業中に鶴見区の本店工場のベニア板2枚分のブリキ張りの大型看板をペンキで書いた時のエピソードをご紹介します。
建物の上部から歩道に降ろして・・・・。
大きな文字を書くのでは無く、余白を生かした構想でした。
背景を塗り終えたところで、乾かす為に、文字を書く前の数日間を歩道に立てかけて置きましたら、折からの風に吹かれて、歩道の細かい砂利埃が生乾きの看板に付着して、ざらざら状態になってしまったのです。
当時の歩道は舗装などしていませんでしたからね。
仕方なく、このざらざら背景を手直しして、文字を書いたのです、この看板は、数年間、建物の上でその姿をキープしていました。
書道は得意でもペンキ看板は素人ですから、痛い経験をしました。
しかし、書く事は何でもやらせてくれた、事業主の父親も、そんな私を楽しんでいたのかも知れません。